遠征ブログ書かないうちにHiHi Jetsが5都市でアリーナツアーやるようになった。
いや前回の遠征ブログとか嵐のあゆはぴで2016年。その頃は大野智と北川悠仁で世界が回っていたので、人生どこに転げ落ちるか本当に怖いですね。ブログを書かないうちに動画編集ができるようになったので、しばらくはvlogを作っていて。今回も1日目は撮影していたんですけど、ライブ前に「行くぞ福岡！」的な動画を作ったら満足してしまいました。写真が多すぎるぐらいあるので今回はブログに残します。
自分と相性がいい会場ってないですか？
私の場合それがマリンメッセ福岡だと思っていて。今回HiHiJetsが初となる九州公演を行い、それがまさかのマリンメッセでした。いやいや一発目がデカすぎないか。
何ジュニアでマリンメッセ埋めてんだよ（涙）
という感情に「何しに福岡来たの？」とリアル現地人に話しかけられる度になりました。
時は3/30と31。社会人としては年度末の多忙シーズンであり、春休みとぶち当たっていたので旅費も高騰していた。ただでさえ福岡はホテルが少ないのに、なぜかインバウンド観光客も多いのでまぁまぁ大変だった。だからライブの前日に福岡入りし、ライブの2日後に帰るスケジュールを組んだ。
前乗りしてチャリ乗りまくる 3/29
出発フライトは朝の6:30。もうこの時点で空港混雑による遅延が20分発生していて春休みコワイ。でも私の出発に合わせたように雨だったので、調子はよかった。
先に行われた横浜公演で「実はミッションインポッシブルみたいな演出案があった」と教えてくれたので、オタクは機内で履修した。しかし2時間45分もある作品を国内線で消費することができず、続きが気になるまま福岡に着いてしまった。どうか次のJALまでMission: Impossible - Dead Reckoning Part One残っていてくれ。
福岡は昨年のもしも塾ぶりなので約1年ぶり。近年の福岡はイガリゴトでしか来ていない、すごく誇らしい。前乗りのしかも朝8:30に到着する気合いの入りよう。「ストア行くか～」ぐらいしか今日の予定を決めていなかったので、とりあえず空港ラウンジでパソコンをした。
今回の宿は民泊で取った。前泊＋2日後帰りなんて誰とも予定が合うはずもなく。宿泊は1人だったことと、できれば昼夜間で宿に戻りたいと考えていたのでマリメ徒歩圏内のウィークリーマンションを選んだ。1泊5,600円ぐらい、この時期の福岡にしては安かったと思う。
民泊だったけれどもチェックイン前に荷物を預かってくださった。管理しているオバチャンに「Hi～！」と声をかけられてもう福岡が楽しくなる。チェックイン時間は15時だったが「じゃあ…13時チェックインにしましょう！私も買い物とか行きたいし！」と、オバァの気まぐれチェックインだった。これぐらいの気持ちで働けたら日本ももっと働きやすくなるのに…とか考える。いやこう見えて私にも予定があり、普通に15時過ぎに戻ることにした。
スーツケースを預けた後はシェアサイクルを利用。ちょうど福岡にLuupが上陸したタイミングでキャンペーンをやっていたので、毎回60分無料で使えるというウルトラ期間だった。まずはマリンメッセにご挨拶。すごく天気がよかった。
もうグッズテントができていたり、入場列も作られていた。SOYAドームを運んできたトラックはどれかな～とか、改めて様々な方のおかげでライブが開催されていることを実感した。
そのままシェアサイクルでドーム方面へ移動。メインエリア周辺は平坦だし、自転車専用道路がしっかり色分けされているので人権がある。むしろ道路を走っている方が異端ぽかった。さっき取ったストアでBINGOオフショットを40枚購入し、Hi美の手書きボードも拝見できた。渋谷じゃチキってスマフォでしか撮れないけれど、人が全然少ないので一眼レフで撮影した。断然綺麗。泣くなよiPhoneSE第二世代。
福岡ドームエリア、昨年もしも塾で来たときはジャ○ショだったな～とか。猪狩さんがHiTubeで「ジャズアニメの映画を見た」と言っていたからここでBLUE GIANT見たな～とか思い出す。さらに嵐のUntitledいなばきゅんサラストでかわいかったな～とか、キスマイバックのトラジャ見たくて北海道から来たな～とか、オタクの思い出があちこちにある。5都市は全部ふるさとみたいなところある。
天神に向かいつつ、途中にあったうどんチェーン店の『ウエスト』でランチ。もしも塾の時にタコス屋のマスターから「福岡のうどんがでろでろなこと」を教えてもらって、その時に知ったお店。ついつい明太子とか選んでしまうから観光客。
たしかに下手すると喉に詰まりそうなでろでろだった。美味しい。そして安いし24時間営業で福岡すごい。
天神の大名エリアはオシャレなカフェとか雑貨店が多かった。ふら～と入った古着屋さんでサイコロの指輪を見つけたマジディスティニー。翌日会ったオタクたちみんな褒めてくれて嬉しかった。めっちゃBINGOで最高だし800円という破格。メタルだから安いらしい。店員さんがめちゃくちゃよく喋る方で、なぜ福岡に来たのかとか「BINGOツアーだからこれ買う」などと、800円の指輪買っただけなのに会話が盛り上がった。危うく遅刻しそうになりながらまつパへ駆け込む。
福岡あまりやることがなくて。東京で時間が取れなかったし福岡前乗りしてるしで整えてきた。ギャンギャンになった。朝4時半に出発していたのでとてもいい睡眠時間だった。そして施術が3300円とこれまた破格で、福岡って物価安いのかもしれない。
そんなこんなで偶然サイコロの指輪に出会ったり、福岡との相性の良さを感じています。
民泊チェックインした。内装は古い感じだが一人だし、立地で選んだので寝られれば申し分ない。部屋が広くて使いやすかった。
仕事したり、団扇のデザイン作ったり、買い物に出かけたり、プリントアウトしたり、特に福岡っぽいことはせず。明日HiHi Jetsが福岡に立つ実感がまだない。福岡にいるおハイさんなんて想像しただけでもうかわいい。
ライブ前、深夜ラジオを聴きながら団扇とか作る時間がとても好きだ。
HiHi初九州公演の 3/30
ライブ当日。6時起床。荷物だけ持って会場へ。
撮影することが好きだけれども一人でいろいろやるとなると人目が気になるので、朝早く行くしかない。
昨日の快晴が嘘のようにとても曇りだったが、人の映り込みなく良い写真が撮れた。
ひと撮影終えてもまだ9時。ライブは17:30。vlog用に撮った素材で意気込み動画を作る時間があった。前乗り且つ夜公演のみってすごい。
結局ライブ当日まで団扇とかペンラシートとか作ってるのがオタク。おハイさんの曲聴くと緊張してしまうから、さらば青春の光ラジオの『渡辺パチ夫選手権』に爆笑しながらメイクして。永遠にあやふやにしか踊れないPikaPikaを復習して会場へ向かった。
ライブ時間が迫るとシェアサイクルを探すことも、返却ポートを探すことも苦労した。今回はchari chariも利用。こちらは福岡のシェアサイクルでLuupよりもポートが多い。事前にワフパスに申請していたので、こちらも60円分割引チケットがもらえた。
いろんな割引・サービスが受けられるので、福岡来る時とりあえずワフパス申請することをオススメします。
一緒に福岡初日を見届ける作間担のお友だちと合流。マリンメッセに詳しくて、どっちの列に並んだ方がいいかなど勉強になった。私自身マリンメッセは9年ぶりで、ゆずしか入ったことがなかった。その時はまだ学生で、ステージサイド席に狙って入ってたなとか、踊ってたらスタッフさんに顔覚えられてて帰りの空港で遭遇して「踊り素敵でしたよ」と向こうから声かけられたことなど思い出した。しんど。マリンメッセいろんなことが起きる会場なんだわ。
アリーナのセキュリティがガバガバで爆笑。外周が外周の位置にあったので、アリーナ引けるとみんな風呂の中に入れる。ぴあでは存在しなかったDブロが誕生。スタンドが地上から続いているので、ぴあアリよりもブワーっと人が入っていることを感じる。九州のこんな大きな会場をHiHiJetsが埋めていることにジーンとしてしまう。ぴあよりも色々1.5倍大きいことを作間くんが教えてくれた。
お友だちが私の分まで苺大福を買ってきてくれて、苺Garryしてライブに挑んだ。もう最高。
福岡のファンはアツい方が多いとHiHiJetsを経由して九州出身の振付師さんが教えてくれた。1曲目でおハイさんがポトンと落ちた時、ホームであるはずの首都圏公演よりも歓声が大きくて私も驚いたしHiHiJetsたちもテンションが上がっていた。猪狩さんは口元が開いていてあぁ楽しそう。舌出しもHJポーズもバチバチ飛び出すので気が抜けない。私の周りはおとなしい人ばかりなのに、毎回右上の方にいる人の声がデカくてこちらも最高な気持ちになった。出演者側も見て分かるぐらいにテンションが高く、西にいるHiHiJetsたちはとてもとてもかわいくて九州という大地に感謝した。OP挨拶で「みなさんの気持ちをバリ硬にします」と言ってた。冷静になるとよく分からなくて最高。Lazyは指を動かすこともなく階段から降りることもなく台本に近いLazyだった気がする。Flyの何ってカッコつけてくれるところが好き。いつだって「カッコつけてOK♪」だから。
「福岡～！」て煽られたりMCで各々福岡グルメをオタクに聞いて回ったり地方公演ならではの光景があったけれど、番宣の時に「Hiしか言いませんって…」「ZIP!って…」と地方の壁で映るかどうか恐る恐る聞くおハイさんに一番地方公演を感じた。ZIP映ると分かった時に分かりやすくﾆｺｫｫｫて笑顔になった猪狩さんかわいい。
でもアクロ削っても構わないのでやっぱりクレアクが良い。ラキマンRapが美味しいとはいえ、やっぱり今回初めて披露した先輩楽曲を聴きたいし見たいよ。スタトロあると思ったけれど全くなくて驚いた。HiHiJets攻めるわぁ。
一緒に行ったお友だち・作間担
チケット交換した方・作間担
公演後に会ったお友だち・作間担
もう一人会ったお友だち・作間担
ライブ中隣り見たら4人・作間担
世界は作間で回ってる
公演後に作間担と作間担で盛り上がり過ぎてしまったけれど、作間担が予約してくれていたお店で作間担と閉店までご飯を食べた。この作間担のお友だちとは何度もご飯に行っているが、ライブ連番したのは初めてだった。いざ自担を前にするとｧ…ｧ…ｯとカオナシにしかなれない私だが、お友だちは近くに来たら名前呼べるタイプでびっくりした。ご飯とか行く仲でもライブ参戦スタイルは想像と違くて面白かった。見た目は絶対私の方がいけそうなのにカオナシ棒立ちなのでリアコ認定印を押されかけたが、このタイミングでラブコメ映画が決まってあぁ大変だぁ。猪狩さん一切の恋愛感情なしで愛してるよ。
居酒屋だけでも話し足らず作間担のホテルまで歩いてついて行っちゃった。この日は12,693歩。それにしても美味しくて最高なお店だった。早く次のマリンメッセの日程決めてほしい。
今日の公演の挨拶で「調べちゃったんだけど東京福岡の往復って５万円ぐらいするんでしょ…」とおっしゃっていて。もちろんHiHiJetsが福岡に来るなら～ということで見に来た観客にも感謝を述べた上で「東京から来てくれた人も同じぐらいありがとう」と言ってくださった。これまで十数年以上遠征してきて、こんな具体的に言われたのは初めてだった。行くと決めて来ているのは全て自分自身の意思で、勝手に遠征しているだけだが。その感覚を持っていてくださっていることに心がキューってなった。その伝え方にいやらしさも全くなく、楽しい温度感のまま聞くことができたことも嬉しかった。
生の声を聞ける場はアイドルにとってもファンとしても絶対に必要な場所で、ずっとずっとこの関係性が続けばいいなと思う。
22時間起きてた 3/31
福岡最終日。信じられないもう終わりなの。あと7公演とか3日間とか連続で行けるんですけど。（ぴあ8連が基準になったH･A･F）
とはいえ昼夜2公演だと昼前は何もできず、かろうじて近所のパン屋で素敵な休日感をプラスする。写真まったく撮らなかったけれども美味しかったなぁ。
また新たな作間担と連番。言うたらチケット取引相手なので社交辞令的にこなせば済んでしまうのだが、3/31昼のMCがあまりにも飛んで飛んで飛ぶMCだったので初対面で助け求めてすみません。もうこのMC聞いた時から今日29時までのディスティニーは決まっていたのだ。猪狩さんとのお約束なので内容ここには書けないんですけれども、福岡2往復はちょろい交通費が浮きました。そんな訳で公演後も興奮と話が止まらず、ちょろっとパーソナルなことも聞いたらなんだかすごく近くて泉のように話が湧く元木元木。グッズ購入の時間が迫っていたのでバイバイしてしまったが、お互い一人だったので夜公演後にご飯行く約束をした。やばくない。夜公演後にそのままご飯～は自然だが、昼公演後いったん解散してまた夜公演後に集まるんだよ。最高過ぎてHJポーズが止まらない。
MC以外の記憶を辿ると、HiHiJets（曲）のHiHiコール前「声出せー」なんかではなく「気合い入れろー!!!!!」と叫んだ髙橋優斗さんがほんとにほんとにほんとに最高だった。私がこのライブに連れてこられた一般人だったら、気合い入れろ出のぴ担になっていたかもしれない。ぴ、来世でも会おう。TODAYラップ『手で三角形つくる→舌出し→赤ライトの中ローラー駆け出す』の流れ大好き。このために生きているまである。ぴを元気にする為にベイスターズを応援する為に、アンコールの呼び出しを「ベイスターズ👏👏」で強いられた。ぴが暴走したら「俺らベイスターズになっちゃうよ!!俺らベイスターズになっちゃうから!!」と対極を行くことを言っている、そう、彼らがそやゆと。
グッズ購入後、この時期暖房しか効かないマリンメッセがあまりにもヒートだったので、一旦ホテル戻ってヒートテック脱いだ。ステッカー交換したりフェリー乗り場まで自転車返却に行ったりして、夜公演はお友だちのお友だちで初めましての橋本担と入った。橋本さんが「楽しかった？」と聞く度に「はい♡」のテンションで答えてて「会話してるｗ」とツッコんだ。楽しすぎる。いろんな人とライブ行く楽しさを味わえた福岡公演。
スロットから落ちてきたHiHiJets全員サングラスかけててフルコンボ。突然の情報過多に処理が忙しい。福岡最終公演あっちもこっちも熱がたけぇ。だぁ猪狩さんセリフなしでサングラス外して舌出すという史上最強のやつきた。そのパターンがあったか～～～!!じゃねぇんだ。ちょっと止まるから危ないから心機能とかが。Lazyラスト片足曲げて椅子に乗せてかっこつけるも、座る時コツンとヘルメットに頭ぶつけてて私の感情忙しい。ウォーアイニートレインぴ先頭、初の時計回りでH･A･FもJetsも戸惑う。この回のソロ曲いろいろなスキが詰まっていた。毎回仕草が違うのでモニターも照明も全体も見る余裕がない。HiHiJets（曲）も感情が高くて、バクステ側からローラー勢いつけて滑ってってメンステでジャンプした。2回やっていた。フォーゥが止まらねぇ。通常TODAYラップ後に五騎白ジャケット投げ捨てるが、この回は最初からジャケット置いてきててｳｧｧｧｧｧ本気ﾀﾞｧｧｧｧｧ怪我しないでって興奮と冷静が隣り合わせな感じ。舌というとドキドキしちゃうからタンって表現するけど（）、ラップ後タン出し→親指でタン触るという霊長類最強のやつきた。ガリタンしか勝たん。アンコJET1人で中央花道てこてこ歩いてきてセンステでガサゴソ…うそだ…ろ………緊張してしまって技名書けない例のアクロやってくださった。ぴあではマイクを作間くん・タオルをぴに渡して3人がかかりでやっていたのに、福岡ではひとりでできるもん!だった。福岡すごい。おんんんもたい側転からは想像もできなかった軽やかさに、5回遭遇しても毎回興奮状態で見てしまうので全然記憶に残っていない。はやく大人になりたい。
挨拶でしっぽりと「福岡さいこうでした」とおっしゃっていたこと、とても胸に刻んだ。
連番した橋本担が早々に走れHiHiはじける新幹線ダッシュnowをキメたので、一人で名残惜しさを感じつつ広い会場を出た。地面が濡れていてしっかり雨を降らしたおハイさんが期待を裏切らない。退場後まで楽しませてくれるなんて、ほんと最高なエンターテインメント集団だなぁ。（止んでいたからこその心の余裕）
先ほど予定を取り付けた昼公演の作間担と再集合した。顔を覚えるのは得意なのですぐに見つけた（怖）。バスの時間も余裕がありそうだったので撮影とかしちゃう。
本当にずっと話すことがあってすごい。バスに乗って落ち着いてよく見たら、上着がお揃いで爆笑。ちゃっかり双子コーデにも程がある。福岡ずっと楽しい。
トリキかい。メシがうまい福岡に来てまでトリキかい。
しっかり鶏白湯麺はひとり1個食べてるし。作間くんとハイボール、猪狩くんと梅酒の絵を撮りたかったのだが、ごちゃごちゃしていてよく分からない。でも楽しかったから何でもよし。
終電を気にしなくていいって無敵だよね。歩いて帰れるって無双だよね。とりあえず閉店の1時までいて全然まだまだ時間が必要だったのでもう1軒行った。こっちは事前にリサーチしていて、本当はおととい1人で行こうとしていたけれど何だかチキって行けなかったところ。
🍸 Bingo Love bar
もう今回行くしかない名前のバーが天神にあった。「実はこういうバーがあって…」と話したらノリノリでついて来てくれた最高。若干奥まった路地の、知らなかったら絶対に辿り着かないところにあった薄暗めのバー。バーとか普段全く行かないので新規は基礎ルールも分からない。そんなちょっとドキドキしたまま入っていったけれども、全っっっっっ然心配なかった。カジュアルな服装のマスターと、常連DJのお二人が快く出迎えてくれた。本当はテーブル席でオタク話を続ける予定が、ドリンクの説明をしていただいた辺りからマリンメッセのために来福した話で盛り上がり、すぐにカウンター席へ移動した。「BINGOというツアータイトルだからこのお店に来ました！」という単純な動機を大いに笑ってくださった。BINGOのツアバもペンライトも披露した。もう、気持ちよくて仕方ない。おハイさん、今回ツアバもペンラも出してくれて本当にありがとう。
マスターは福岡出身、常連DJは移住して12年、作間担は初福岡、私はライブなどで10回近く来ているというメンツ。福岡に対して様々な背景を持った4人の集いはとても面白くて、地元の方しか知らないことも、移住者から見た福岡も、聞くお話すべてが我々には新鮮で非常に興味深かった。九州の歴史や文化もたくさん教えてもらった。そんな背景から「福岡公演は歓声がすごい」の根端が垣間見えたような気がした。ただただライブに行っただけでは「ほんとに福岡の人の歓声大きかったね！」で終わってしまったところ、「こういう地域性だからアツい人が多いのか…」と妙に納得することができた。それ以外にもマスターから飛び出す話は文字に出来ないこともあったりパンチラインが多かった。しばらくは『ガチ上がりのパンチライン！』に送るネタは尽きそうにない。話に夢中になってしまったが、能古島の柑橘類はるかを使ったお酒もとっても美味しかった。しかもバラのリキュールまで入っていて、ソロ曲がバラなGarry'sジュニアにとってこれ以上ない最高な福岡BINGOアルコールだった。
こんなに気持ちのいい遠征あるか。
HiHiJetsのライブのために来ているのだから現場は楽しいに決まっているのだけど。その公演の熱冷めぬまま、ただのチケット交換相手だったはずのH･A･Fとご飯行くことにして、2軒目に行ったバーでその遠征先特有のお話をたくさん教えてもらった。マスターも常連DJも福岡が好きで、誇りを持っていらっしゃっていた。愛があるからお二人から聞く福岡の話はどれも面白くて、オススメしてくださるお店全てに魅力を感じた。いいなぁ。私は自分が育った東京のこと、この温度感では語れないな。
とても気持ちのいい夜で、朝の4時近くまで呑んでいた。ライブ2公演行っていたことなんて忘れている。
ふわふわしている 4/1
朝5時に寝た。9時に起きた。
チェックアウトしないといけないので、とりあえず出る準備をしつつ余りもので朝ごはんを済ます。
残ったステージドリンクのコーラと、
チケ代用意するために買った缶コーヒーと、
パケ買いのみどり牛乳と、
九州うまかたれに惹かれた納豆。
ギリギリ生きている状態。だが心はとても軽い。
とりあえずチェックアウトできて、天気も気候も穏やかだったので近くの川沿いのベンチに座りながら1時間ぐらい黄昏れていた。ちょうど桜も咲いている。なんて気持ちのいい翌日だろう。
あと1泊残っているが、昨日までの3公演と公演後であまりにも満たされていて、いい意味で何のやる気も起きなかった。もう今日は仕事しない。明日からがんばる。
1時間ぐらい黄昏れてようやく今日泊まる宿を決めた。荷物を預けてまた今日もシェアサイクルを乗り回す。もうこの時すでにランチタイムだったので、昨日教えていただいたスパイスカレーを食べに行った。
昨年のもしも塾で寄ったタコス屋のマスターにも「最近は福岡にカレーを食べに来る人が増えている」ことを教えてもらっていて、1年越しにそれを果たした。猪狩蒼弥さんのおかげで福岡のいろいろなものが繋がっていく。なんて楽しいんだろう。
辛いもの苦手なのでヒーヒー言いながら、でもとても美味しかった。スパイスカレーって何かが深い。教えてもらわなかったら絶対出会わなかったであろうスーパー裏路地にあった。ダンジョン感がたまらなかった。
またシェアサイクルで適当に西征しつつ、途中の大濠公園辺りでは桜が見頃でお祭りも開催されていた。自転車でシャーっと通過して花見完了。
福岡のメインエリアは平坦で自転車道路も分離されているところが多く、チャリに人権があった。5日間の滞在中、16回のシェアサイクルで39.5km移動していた。外国人観光客で混雑しているし電車は私のスケジュールに合わせて来てくれないことに比べたら（それはそう）、街の風を感じながら移動できるチャリって最高。
なんとなく初日から感じていたが、福岡の方はとてもよく話しかけてくれる。チャリ乗ってて「姉ちゃんの自転車、高かったでしょ？」とイかしたチャリのオヤジに話しかけられた。日本各地でレンタサイクルしてきたが、信号待ち中に話しかけられたのは初めてで笑ってしまった。そしてレンタルなので高いのかどうか正直分からん。
せっかくならばと海沿いを走った。「自転車の後ろに君の体温乗せて～♪」という曲を今回歌っているが、私の背中にはパソコンと一眼レフ。体温はないけれど重量ある。
天神からチャリで行ける範囲にこんな浜があった。福岡ってすごいな。お台場海浜公園より断然綺麗。（突然のお台場ディス）
姪浜駅からは電車で移動。駅でめんべいを見つけたので団扇に入れた。この団扇はマリンメッセで買った福岡県産猪狩蒼弥さん。昨日のだぁ〜くねすどらごんでめんべいをボリボリ食べていたので、ご当地団扇の完成。こうやって各都市産の猪狩蒼弥さん集めていけるアリーナツアーってヤダ何これめちゃくちゃ楽しいじゃない。
フラミンゴに舞い降りました。
猪狩さんはミンゴられていないが、BINGOっぽいお店を探している流れであまりにも素敵な喫茶店を見つけて。フラミンゴ関係なく純喫茶として気になり行って来た。今宿エリア行ったことなかったし。
フラミンゴブレンドを飲んで、プリンアラモードとか食べちゃう。マスターが「うちのプリンアラモード多いでしょ☺️」と声をかけてくださった。食べても食べてもプリンあって幸せ。いやいやプリンアラモードなんて多ければ多いほど良いですから。
実は前日に友人の作間担が先ミンゴされていたので、もろもろの説明が割愛できた。楽でありがとう。マスターに「フラミンゴって曲があるんでしょ！？」なんて言われながら過ごす時間はとても微笑ましかった。
さっき取ったゲストハウスにチェックイン。今日の睡眠時間が4時間だったので早めに寝ようと思ったが、ペンが旋風起こせRun and Runして仕方がない。天神で見つけたバラっぽい便せんがちょっとゴールドでかわいい。
「あの遠征の時に買った」という付加価値が好きなので、天神では化粧品も追加した。20kg制限にビビりながら。（荷物ギリすぎて上着は機内持ち込み必須）
ようやく帰る 4/2
お昼のフライト、11時チェックアウト。
早めに空港へ移動して、バーで教えてもらったラーメンを最後に駆け込む。空港でラーメン食べて850円って安いな。というか福岡全体的に物価安いと感じたかも。居酒屋で普通に食べても一人2,600円でびっくりした。
帰りは久しぶりにスターフライヤーに乗ったので、ミッションインポッシブルの続きは見られなかった。来月までJALの機内エンタメに残っていることを祈るばかり。
連日寝不足だけれども、現場の日なんて寝不足なら寝不足なだけ充実してますから。心はとても穏やかなまま羽田空港着いてマッサージへ駆け込んだ。次の新潟公演まで4週空くので横浜と福岡を振り返りつつ、いい加減PikaPikaと純情ウォーアイニーを覚えて備えたい。新潟大阪愛知とあっという間に終わってしまうんだろうなぁ。これからの公演も楽しみだなぁ。あゝTime is yeah yeah.
猪狩さんが常々言う「俺らを使って自分の人生を楽しんで」を、至極全うできた福岡遠征だったのではないだろうか。
遠征してライブを楽しむことはもちろんのこと、HiHiJetsのライブ目的じゃなかったら行かなかった場所、出会えなかった人、知らなかった味をめちゃくちゃ堪能した。BINGOのコンセプトじゃなければ、天神で見つけたサイコロの指輪に惹かれることもなければ、店員さんと話が盛り上がることもなかった。また今回はシェアサイクルを利用したりカレーやうどんを楽しんだり、前回のもしも塾遠征の経験も活かすことができた。福岡ってやることないんですけど（）、来る度にハマってじわりじわりと沼っていく。「◯◯があるから福岡行こう！」という動機となる場所は少ないかもしれないが「生活圏内にこんなところがあって羨ましい…」という場所がたくさん見つかった。移住する人の気持ちがよく分かる。
早く次の九州公演決めてほしい。早く戻ってきたい。
