本日ハ曇りのち、快晴ナリ

身体中に風を集めてJETなDOするLIFEなう

2月14日にしか飛び込みブログ書けないH・A・F

 

2021年2月14日に受けた衝撃は、久しく上回らないと思う。

 

2021年はおハイさんが2年ぶりに有観客ライブを行った。

初めてMVができた。

少年たちで座長を務めた。

みずきくんがリーダーに就任した。

ファンの名称が世界一Hiレベルな女からH・A・Fになった。

マキタスポーツに見つかった。

アリーナクラスの初単独公演を大成功で終えた。

猪狩さんが西日本に初上陸された。

ananの表紙を飾った。

SDGsプロジェクトでCMが出来た。

(後半ゴトが多くなるあるある)

 

…などCDを出す以外のことをほぼ成し遂げた気がするほど、大充実の年だったが。個人的にヤバかったことといえば、

 

 

HiHi Jetsの3人が、飛び込み競技をやったこと。一択だ。

 

それが発表されたのが2021年の2月14日。

 

 

どうも、元飛び込み選手の猪狩さんのファンです(今回は最初に言うパターン)。

 

もう飛び込みがどんな競技かご存じの皆様こんにちは。ご無沙汰になってしまいました。

前々々回(あの曲がよぎる)、やる気全開で更新した「飛び込みとはなんぞやブログ」では、これまでの230倍ものPV数を誇り、はてなブログの☆機能って本当にあったんだと知りました。たくさんの方に読んでいただき、拡散いただき、また現役ハイダイブ選手の荒田選手に引用リツイートしてもらうなど、自己顕示欲がバッキバキに満ちた経験でした()その節はありがとうございました。

 

2021年2月14日、HiHi Jets3人主演のドラマホリック『Dive!!』の情報が解禁された当日に仕上げたブログ。訳分からん状態でまとめた割には、よく書けた方だと思います。後から読むとみずきくんのことばかり書いていて恥ずかしい。

soyarin.hatenablog.com

更新しない間にファンネームすら変わっちゃったわよ。

 

このブログの中で私は「今後ドラマの放送に向けて、どんな技があるかとか、試合展開などもお伝えしていきたい」と書いておりました。

 

 

すみません、無理でしたね。

 

色々準備はしていたんです。こんな機会二度とないと思い、色々取り組みたいし発信したいと思っておりました。「HiHi Jetsファンの方には飛び込み競技の面白さを知ってもらいたい」「飛び込み選手にはおハイさんの魅力を伝えたい」と。

 

ちょっとばかし映像編集が出来るので、動画でお伝えしようと絵コンテを書いて、撮影までしたんですけど。

 

 

……想いが強すぎて無理でした。

 

 

自分が学生時代にやっていたマイナースポーツを、自担(が所属するグループの半数以上)が挑んでいるという、このデカすぎる何か。

 

生半可な気持ちで取り組めないと構えすぎた結果、空回っちゃってな~~~んにも出来ませんでした。フワフワした気持ちのままあっという間にドラマが始まり、12回の放送が終わって、DVD-BOXまで出尽くしました。時の流れは早ェ。

 

勢いついでに他の言い訳を羅列しますと、

①現役オリンピック選手兼ジャニオタである板橋選手のツイート以上のことは出来ないと悟った(陸練から紹介されていて素晴らしかった)

②現役ハイダイビング選手の荒田選手による1話毎の感想(だいたい5000字オーバー)には到底叶わなかった

③私がやりたかった技の説明、一話でかもめんたるさんにやられてしまった

 

そう、10年以上前に選手を引退したオタクにはやることがなかったのです。飛び込み選手トップ陣による発信のスピーディさには脱帽でした。

 

 

去年の2月14日に発表されて最終回を迎える6月30日(7月1日)まで一貫して思っていたことは

 

 

「なんでHiHi Jetsが飛び込みやってんだ」

 

 

です。もう何度もおハイさんが「飛び込み」というワードを発していたり、飛んでいる姿も拝見しておりますし、なんかDIVEと名のついた名曲まで爆誕しましたが。やっぱりなんかよく分からない。

 

ただめちゃくちゃ嬉しくてありがたい事は事実で、思い出のようになりますが、また最後にこうしてブログにしたためることにしました。一飛込関係者であり、一H・A・Fである私が感じた『Dive!!』の感想というか思い出を、何かスゴイことになった2021年初夏の思い出を書き記そうと思います。(思い出と言い過ぎ)

 

 

【飛び込み界隈で話題になったこと】

・オタクが素直すぎる

飛び込み仲間で一番笑ったことは「みんな、代役って知ってるか!?!?」ということだった。仲間の1人が #DIVE でエゴサしたらしく、興味深いものを見せてくれた。内容は「作間くんこの3ヶ月でこんなに飛び込み出来るようになってしゅごい🥺」と。

 

すまん、さすがに代役だw

 

3ヶ月の練習で10mから3回転半が出来てしまったらアイドルやってる場合じゃなくなるぞ。飛び込みだけに限らず、各種スポーツからヘッドハンティングが来てしまう。

 

笑ってごめんだけど、ただその純粋な気持ちは持っていてほしいなと願った←

 

習志野プールをそのまま使う

今回のプール撮影は全て、千葉県国際水泳場で行われておりました。あのディズニーに行ける京葉線をあと20分ぐらい乗っていると着きます。快速には飛ばされます。

 

情報解禁された2/14のISLAND TVのサムネで、「習志野じゃん」と瞬時特定したぐらいにはめちゃくちゃ通ったプールです。この壁にどれだけ壁倒立やら空気イスやらをしたことか。

j-island.net

 

一般開放も行なっているプールですので、簡単にロケ地巡りできます。ただ飛び込みプールの利用には特別な利用証が必要になってしまいます。お隣のメインプール、同じロッカー(だけど多くのオタクは性別差が...)は500円で使用できます。一時期はポスターも飾られていましたが、最近では見なくなりました。

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(猪狩さんしか持ち歩いてなくてだな)


ドラマの中で作間くん演じる要一が175番を使っていたので、放送以降は私も175番ロッカーを使用しています。イナゴじゃん。

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プールをまんま使うということは、こちらの世界に入って来られたようなもので。お三人さんがトレーニングされていた外の階段で私もトレーニングしたし、駅前のMr.MAXは何回もお世話になったし、プールの階段とみずきくんが共演されたり、ドラマと現実の狭間で毎回毎回てんやわんやしていました。

 

 

・ドラマのDive!!、だいぶコメディーだよね

前作の映画の要一はモノボケしなかったし、知季が普通だとイジられることもなかったし、飛沫に至ってはもはや別人だった。映画よく知ってる勢としては、ドラマ第1話の段階で戸惑いがハンパなかった。

 

しかし唯一映画の方がコミカルだった場面が、知季と夏陽子が初めて会うシーン。ドラマでは知季が飛んでいる最中に夏陽子がペットボトルを投げていたが、映画では7.5m台でスタンバイ中の選手の水着を下ろすというド下ネタだった。おハイさんブラジャー被るのはOKで、水着下ろすのはNGなのか。難しい。

 

 

・知季役の子、姿勢が悪い

「初めて井上瑞稀くんを見た時、猫背だし姿勢が悪すぎる」と、飛び込みのコーチが容赦なくズバズバ仰ってました。他にも「あんな選手はいない」みたいなことをたくさん言われて『なんかゴメン…』という気持ちになりましたが、練習を重ねるに連れて「普段の姿勢も良くなった」と褒めていました。

 

有識者の皆様どうですか。瑞稀くんの姿勢良くなりました??ライブパフォーマンスにもいい影響出てますか!?!?

 

 

【個人的にグサッと来たDive!!】

一話の陵のセリフに激しく同意した。

 

ほんまそれ。飛び込みの競技人口はネタになるほど少なく、首都であるはずの都大会でさえ2人しか出場しなかったり、男子は出場選手がいなかったりした。いきなり関東大会にも出れるし、全国大会は40人いたら多い方だった。

お隣の競泳は特大派閥で、応援の声も爆音なので、本当に肩身の狭い飛び込み競技だった。

 

個人的にグサッと刺さったのは3話だった。世界大会を目指すほどではなかった私は、飛び込み家系の要一や飛沫よりも、普通の家庭出身で習い事の一つとして飛び込みをやっている知季(序盤まで)が一番近かった。

3話では、夏陽子が知季だけに特別メニューを渡したりしたことで、仲良くワイワイやっていたレイジと陵との仲がギクシャクして練習を休んでしまう。そんな時に夏陽子が知季の家を訪れ、競技を続けるのか辞めるのか選択を迫るシーン。「じゃあ辞めれば?」この言葉が私にも深く刺さる。

選手時代は何度も辞めようと思ったし、このままなら辞めた方がマシだと思うほど練習に行きたくなかった。

しかし、辞めることにも勇気がいる。一度始めてしまったことを続けるのは難しいが、辞めることも同様に難しい。まるでこれまでの自分を否定してしまうような気がするから。飛び込みを辞めて普通の子と同じようなティーン生活をしたい、でも飛び込みを続けることでしか味わえない世界を楽しみたい、この辺の葛藤は飛び込み選手だけに限らず、多くのアスリートがぶつかる壁だろう。結局知季は後者を選んで、見事に叶えた。私は中学がピークぐらいで選手を辞めて、オタクライフを満喫することとなった。これも人生だと思う。

 

飛び込み競技のことは好きだし、今でも関わりがあるけれど。おハイさんがDive!!をやらなければ、風呂場に飛び込み台を作ることは一生なかったと思う。

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マステの突貫工事感。

 

【このドラマを通して起こったこと】

ここからは、ドラマDive!!を通じて「飛び込みの人口は増えたのか」もしくは「飛び込み選手におハイさんファンは増えたのか」について書きます。ドラマを制作するのもタダではないので、お互いに何かしらの恩恵は受けたいところ。

 

結論を先に言うと、残念ながら直結した変化はなかったと思う。

 

まず、放送時間が0時~というハードルがあった。飛び込み教室に通うキッズに「今ドラマやってるの知ってる?」と聞いてみたところ、「あっなんか夜にやってるらしいね~」ぐらいのものだった。そうよな、深夜番組を録画してまで小学生が見れないよな。私だって0時まで起きてるのしんどい時あるぞ。

 

また別の機会、大人も通う初心者教室に3回ぐらいDive!!のTシャツを着て行ったことがある。「Dive!!を見て私も飛び込みやってみたくて~!」というアクティブオタクがいるのではと思ったが、話しかけてくれたのは「あっそれDive!!のTシャツですね」とベテラン飛び込みおじさんだけだった。残念、私が知る限り飛び込みを始めるH・A・Fは現れなかった。

その代わりに私のDive!!Tシャツを見たコーチ陣が毎回しっかりツッコんでくれるので「これが一番飛び込みなTシャツなんです!」というやり取りを毎回やった。選手時代の飛び込みTシャツは全て処分してしまったので、Dive!!Tシャツほんとに助かった。

 

逆に飛び込み陣からH・A・Fも産まれなかったなと(知っている範囲では)。競技者としてドラマを見ると、いくつか違和感があって。「大会こんなゆっくり進まないよね」とか、「この技の入水方向逆だよね」とか。細かいところだけど違和感があって、またコメディに振りすぎている点がこちらサイドにはミスマッチだったかな~という印象でした。こういう方が見やすいではあるけどね!

 

ということで、おハイさんがDive!!をやられたことによる恩恵は「私が双方に話しやすくなった」という点です。H・A・Fの皆様には「Dive!!やってたんすよ~」の一言で通じるようになり、飛び込み仲間にも「今はDive!!の子たちを応援してて~」で通じるようになりました。「でも私の推しは飛んでないの!」までがセットですけど。

選手時代怖くてキraいで仕方なかったコーチにも「HiHi Jets」が通じるようになって、今では「こいつ明日ジェッツらしい!(訳:明日サマパラ行くらしい)」と茶化されるぐらいには、和やかに会話ができるようになりました…おハイさんありがとう本当に……

 

そしてそのサマパラのMCで飛び込みの話題が出たことがあって。見事にその公演に入った私は、数年間の競技人生をかけて泣きました。

↑精神論ではなく、マジで飛ぶことが出来る唯一のH・A・Fだったに違いない。思い込みでも何でもいい、猪狩くんが飛び込みの話題を出してくれただけで10年は元気に生きる。

 

 

こんなところでしょうか。いやいや私利私欲かよって感じですけど、自分のことで精一杯ですw 発表から1年経っても冷静な判断なんてできないほど大事件でした大事件です。

 

おハイさんが飛び込みの練習をしていた頃、現場こそなかったけれど野郎組の撮影をしていたり、ひらいての撮影をしていたり色々なことと同時進行していて。みずきくんに至っては泳ぐ練習から始まってたのに、ドラマを見る限り先日までカナヅチだったなんて信じられないよね。それなのに5mも水深があるプールに沈んでいたり、井上プロさすがだなと…そりゃリーダーになるわと…HiHi Jetsのリーダー超かっけぇ!

 

もうドラマを終えてから半年以上が経つけれど、YouTubeなどでちょいちょい飛び込みの話題が上がって。「ドラマに出演した」というより「一つの競技に打ち込んだ」という比重が大きい気がしていて、部活に打ち込むみたいな経験が出来たのかなと思っている。10mという高さは怖いし、陸トレもキツいし、身体も柔らかくないといけなくて、なかなかハードなスポーツだけれども。その分、得られたこと・終えた後の達成感はまた特別なものだと思う。最終的に「飛び込みをやって楽しかった」そんな思いが3人にあったらいいなと、一競技者だったH・A・Fは思っています。夢の中でもいいから、飛び込みあるあるで一緒に飲み明かしたいな。

 

 

飛び込み競技HiHi Jetsの半分以上がやるのに自担がいない」、とんだ美味しいネタが舞い降りたなと思ったけれど(笑)確かに私も、HiHi Jetsの中から飛び込み競技やるメンバーを選べと言われたらこの3人を選抜する。役に合っているという点もあるけれど、例え泳げても涼さんや猪狩くんは何か違う。えっやっ別に自担に怖い思いしてほしくないとかじゃないけど?///

 

 

今回おハイさんが飛び込み競技をやられたことで、私自身も飛び込み競技と再び向き合うきっかけをもらった。そのおかげで飛び込みの仲間たちと再会して、コーチ陣とも再会して、飛び込みを教える機会ももらえるようになった。生半可な競技人生だったかもしれないけれど、こうして未来にご縁は残せる終わり方をしていて良かったな。

猪狩くんがよく言ってくれる「日々の生活を豊かにする手段の一つとしてのHiHi Jets」、こんな形で心を豊かにしてもらえるとは思ってもみなくて、本当におハイさんの応援は何が起こるか分からない。すごく楽しいな!

 

 

久しぶりに当時書いていた飛び込み日記に目を通した。

 

10mからの飛び込みを渋る私に、他チームのメンズが「10mに大野くんいるかもしれないよ!?」と勇気づけてくれていた。

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……私、引くほど変わってないなw

 

 

因みにグッズのパスケース、飛び込みプールの利用証入れにピッタリです。

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(終わり!)

 

 
 
 
 
 
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