本日ハ曇りのち、快晴ナリ

身体中に風を集めてJETなDOするLIFEなう

大連は独り言が増える。

 

「1泊2日でダイレンに行ってください。」

 

こんな感じで不定期の仕事が私に入る。”ダイレン”というワードは初めて聞いたが、恐らく中国だろうなと思いながら「かしこまりました。」と返事をした。

 

 

 

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 やはり中国であった。日本語で書くと大連、英語で書くとDalianだ。

 

 

 

大連をご存じだろうか。私は上司からの電話で初めて大連という都市の名前を聞いたのだが、日本の統治下にあった過去もあるらしく、歴史の教科書に載っていたかもしれない………と不安になって調べてみると、日露戦争勝利後ロシアから譲り受けたのがこの大連という地で、日本人が名付けた地名だそうだ。授業ってなんなんだろうな。(すぐ人のせいにする)

 

My渡航歴で言うと大連は、上海・北京に継ぐ3都市目であり、中国への入国は今年だけでも3度目だった。あまりにも近いので日帰りで仕事を終えてしまうこともある中国だが、大連便は本数が少なく宿泊対応となったので気合で観光もした。My渡航率ナンバーワン国の大連がどんな都市だったか、ブログに書き残したくなった。是非この先「大連は独り言が増える」を片隅に置きながら読み進めて頂けたらと思う。一人での渡航であったが、独り言が普通の音量で出た。

 

 私はこの大連1泊2日の渡航の中で、3度、声に出して笑った瞬間があった。

 

 

 

当日出発の時点で成田空港周辺が、

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ゴリゴリの深い霧に覆われていた。

 

搭乗自体は定刻だったが、視界不良による空港混雑で飛行機に乗ってから1時間待機した。流石に携帯電話の使用も認められたので、業務連絡を終えた後、機内オーディオサービスを通常よりも長く楽しんだ。

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フライト時間は約2時間半。往路含めてTOY STORY4、The Bucket List、アルキメデスの対戦、抜粋して忍びの国を観た。猪狩くんがテレビ朝日のサマステで宣伝していたTOY STORY4をやっと観ることが出来たが、ネタバレ知らずに見たら「えええぇ!」という結末ですげぇ泣いた。

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余命を楽しむジジィ2人のthe bucket listは2滴ぐらい泣き、アルキメデスの対戦は「ハーそうやって終わるの。。」とホロホロ泣き、忍びの国は「これが公開された頃に戻りたい…」と心を抉りながら泣いた。普段映画を見ないストーリー感性貧乏の涙は、いとも簡単に流れた。おまけに嵐20周年おめでとうセトリも組んでくださり、シークレットトーク付きだった。当時A・RA・SHIのラップを大野さんも録ったという流れから実際に歌ってくださり、こんな貴重なものが限られた乗客しか聴かれないなんて勿体ない。因みにオチは、「落ち着きすぎているから(ラップオーディションに)受からなかったんだね」という相葉ちゃんの優しいコメントで和んだ。

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JAL国際線11月、泣かせに来やがる。

 

 

 

泣き顔のまま大連に着いた。北京上空とか「いかにも大気汚染」が目に見えるのだが、大連は控えめだった(無いわけではない)。そして何より、空港施設に面した家屋がメルヘンで可愛い。ロシア時代の名残なのかな。

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広島空港ぐらいの大連国際空港で仕事を終えて、帰国便まで約22時間の自由時間が始まった。空港での両替は手数料が高いので現地街中での両替を目指し、既に持っていた85元(約1,300円)で街まで出れるかなドキドキ///と地下鉄駅に向かったら。

 

 

 

 

4元(約61円)だった。

 

 

大連の地下鉄クソ安いやんけ。30分乗っても61円しか取られなくて一体どんな車体に乗せられるのか不安になるが。

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車内までラッピング車両だった。そして、ホームの電車案内モニターが日本人には理解可能で好き。

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 終点がどこで!!!次の電車とその次があとどれぐらいで来るのかが!!!外国人だが俺らには分かる!!!!!!大連地下鉄に乗車いただきありがとう的なメッセージも読み取れるゾ!!!!!

 

 

地下鉄ビックリはそれだけではない。どの地下鉄の駅にも、業務用冷凍庫に繋がっているんか?という重いカーテンが付いている。因みに、後ほどコンビニの入り口にも見つけることとなった。

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これが何を意味するかと言うと。

 

 

大連、クソ寒いんだ。

 

 

 

 

日本の仙台と同じぐらいの緯度にある大連。11月末の仙台って恐らく寒いけれど、マイナスにはまだならなかったはず。ゆず御中のライブで12月のセキスイハイムに行ったけれど、そこまで寒さと戦った記憶は無い。

一方の大連さん。私が行った日は雲一つない奇跡の晴天だったのだが(担当譲りの雨女)、

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この日中で、マイナス1℃なんだぜ。

 

 

すごくない?こんな晴れ渡った昼間に、氷点下なのすごくない??? 冬の韓国とかアイスランドとか行くなら「あ~寒い国行くな~」って本能沸き上がるけれど、中国行くのに氷点下というイメージ持たなくない???日本観光中のインバウンド勢が雄ライオンみたいなフードよく被ってるじゃん???アレ必要だわ!!!

 

見た目とイメージのギャップから「さっ、さむい~~~w」という独り言が自然と増えるんだ。

 

 

 

 

これでも仕事での渡航なので、フライトとホテルは既に決められている。今回は街中の、私でも聞いたことのあるHiレベルなホテルだった。何故か。ありがたいのだけど。

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身に余るほどのHiレベルなホテルが用意された。

 

私は一銭も負担しないのでただ有難いだけなのだが、入室した途端あまりにも部屋が広くて声に出して笑ってしまった。そうこれが、1回目の声に出して笑った瞬間だった。個人旅行では男女混合ドミトリーなんかで飼いならされた庶民なので、人生で初めてバスローブをお召してみたり、使い捨てスリッパが超フカフカで持って帰って来たりした。良い社会勉強だ。

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丸くて可愛いトイレがお気に入り。

 

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 一般人はいったいココに何を置くのだろう、というぐらいアクスタぴったり置き場。

 

 

 

 

チェックイン後、銀行を探しに行った。基本両替はキャッシング派だが、中国は超絶現金大国だし銀聯カード以外のクレカは空港でも使える箇所が少ない。今回で〔街中の銀行で両替してみる〕に済マークを押したかったのだが、

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荘厳な建築の銀行がどこもキャッシュカードが無いと両替は出来ないと言われ。仕方なくホテルで両替してもらったら、成田空港で両替するよりもざっと1,000円は得した今回。覚えておこうな!

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部屋の社長椅子に座りながら、1諭吉が分身した大量の中国元を眺めるなどした。デカい札は使えなかったり嫌われ度が高いので、これだけ細かく用意してくれて非常に有難かった。流石Hiレベルなホテル。街中銀行で両替はまたいつかリベンジしよ。

 

 

 

さて、仕事を終えて金も用意出来た。午後4時、観光に出掛けた。しかし大連を取り扱うガイドブックは地球の歩き方しか無いほど、日本の本屋では情報をほとんど得られなかった。こういう情報の少ない僻地、燃えた。

 

というか来てみて分かったが、観光客ってまず来ないらしい。貿易港があったりするので、ビジネスで訪れる外国人は多いと見た。だから現地の銀行で両替しようにも、そもそもで英語が通じなかった。おまけに現地人顔しているので、疑いも無く中国語で話しかけられる余。

 

 

適当に地下鉄に乗り、海を目指した。各地の海は見たくなる性分であるし、ネットサーフィンの結果からイタリアのヴェネツィアコピーした再現した観光地があるとの情報を得ていた。確かこんな名前の駅だったはず~ぐらいの適当さで駅の外へ出ると、

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いろいろとデカすぎワロタww

 

 

写真じゃ上手く伝わらなくて悔しいのだが、地下鉄の出口を出て目の前に広がるものが容赦なくデカくて声を出して笑った。車線は10車線を越えていて、人口一位の国とは思えないほど人がいなくて、多くはない建物各々が非常に高層だった。人はbiggerな物を見ると笑ってしまうらしい。これが2回目の、声に出して笑った瞬間だった。

 

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全面鏡張りのマンション。将来猪狩の蒼弥氏にはこういうレジデンスに住みながら下界でアイドル活動を勤しんでほしい。なんて写真を撮るのもいちいち手がかじかんで大変だ。

 

 

海辺のコピー都市を目指しながら、なぜか走っていた。ここで人間の行動心理が分かった。

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・無駄に広い

・人が居ない

・極寒だが雪はない

・建物がない

 

この4条件が揃うと人は自然と走り出し、平気で独り言を口にしてしまうことが分かった。「ハ~寒い~!進んでも進んでも着かない~~信号変わるの早い~!」こんなに喋る一番の要因は、”寒い”にある。手や耳がかじかんだことは東京でもあるが、アゴがかじかんだのは初めての経験だった。何もしないとアゴの感覚が麻痺しだすので、大口空けてあ・い・う体操したり適度に声に出したり、アゴを温める対応に追われた。良い経験だった。(ポジティブ)

 

 

そしてヴェネツィアコピー都市に辿り着いたが、衝撃だった。

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景観中国っぽくないな~~さることながら、水がねぇwwwww

 

 

 

水路の水がなかった。それただの路。水が無いもんでゴンドラもねぇ。まあ無理もないわな少しでも水分あると、

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ICE ICE 溶けることを知らない~♪

FROZEN 氷点下まで~ FROZEN 凍らせて~♪

(FROZEN/Kis-My-Ft2

 

だし、維持費もかかるし、観光客いないし、運営しないは良い判断だと思う。

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でもなんでココにヴェネツィア作ったんだろうな???極寒なんて今に始まったことではないと思うのに、人の発想って面白いな。

 

 

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 営業中か不安だったけれど手紙屋を見つけてお土産購入が出来た。木彫りのハガキと、MADEちゃんぽい緑のtea cup付箋が可愛くてオキニ。中国土産いつも難しくて、今回やっと満足いくものに遭遇出来た。値段は日本同等ぐらい。ヴェネツィアコピー都市、水は無いが土産はあった。シェイシェイ。

 

 

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 大連湾とソウヤさん。イケメン。

 

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 ギラびやかすぎて笑った街中の建物。潤くんもびっくりの照明演出。

 

 

海辺は寒いので街に向けて走り出した。目的地はなく地図開こうという暖的な余裕もなく、たぶんこっちの方角がホテルだろうな~という感覚で走り出した。目印の無い砂地をダイビングガイドしていたもんで、方向感覚はある方だと自負している。地図を読めない男はイラっとする。(自担は除く)

 

中国の道路事情を紹介すると、車線は日本と逆で右側通行だ。「右!左!右!」の確認だと危ない。そして広い道路では10車線を越えてきて、歩行者を1回の青信号で渡らす気はないらしい。激短いのでジョギングぐらいしないと1回じゃ渡れない。

だが、信号で渡ることはあまり安全ではない。赤青関係なく車もバイクも自転車もツッコんでくる。一番安全なのは、信号を守ることでも横断歩道で渡ることでもなく、現地人について行くことだ。ポイントは風上ならぬ車上に現地人を置いて、外国人(自分)のリスクを最小限に抑えることだ。これは中国に限ったことではない。郷に入っては郷に従え通り、郷での横断は郷人の判断に任せるのが安全だよん。

 

 

 

大きなショッピングモールを見つけたので、暖を取るために入ってみた。6階建てマークイズ福岡ももちといった規模。

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私ネイルサロンに入っていた。

 

前述通り地元民に間違えられまくるので、ネイル屋の価格表を見ていたら中国語で話しかけられた。「英語でお願い出来ますか~まあ日本語でもありがたいっすけど(笑)」と半分冗談で英語で伝えたら、「こんにちは?」と日本語の話せるスタッフさんが出て来たここ大連のショッピングモールでwww

 

いやもうこれは運命だと思い、現場前だしネイルをすることに決めた。しかもアート付きで189元(約2,943円)という安さだった。

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………ネイリストさん、ジャニオタだったwwwww

 

 

日本に2年留学していて池袋に住んでいたという、池袋というワードをここ大連で聞いただけでもだいぶ驚いた。「中国の乗り物は安いよ。バスは1元(約16円)からで、タクシーも10元(約160円)からだよ」と、地下鉄よりも安い乗り物があるのかと驚いた。そして突如投げかけられた「Hey!Say!JUMPって知ってる?」に最近で一番驚いたwww

 

 

整理しよう。

・ここは海外、中国の大連。

・北京でも上海でもなく、私は地名も知らなかったぐらいの都市。

・中心街から少し外れた地域。

・たまたま通りかかったショッピングモール。

・現場近いしネイルやっても良いかなぐらいの熱量。

・日本語の通じるネイリストがいた。

・JUMP山田担だった。

・私大野担。知念くんが好きな嵐の大野くんが通じた大連で。

・類は友を引き寄せた~~~~~www

 

 

私も急にジャニオタモードに切り替えなきゃ案件。

テレビでやっていて存在を知ったとのこと。さすが、ビジュアル担当に国境はねぇ。山田涼介の顔面は留学の動機になるらしい。「あと山Pも好き♡」と言っていて、この方王道イケメンが好みのようだった。終わり際に「実は今は韓国のアイドルが好きで韓国語を勉強している」と言われ少し悲しかったけれど、オタク何かを追いかけ続けているのなら安心だ。

 

人種は関係ねぇ!アイドルはかっこいいんだ!

 

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 京本担の妹に「きょもっぽい物よろしく」という難題を投げられ、メルヘンカフェに入ってみた。この時ギョウザ気分ぐらいのモチベーションだったのに、チョコワッフル食べる羽目になった。急な外国人の入店にとまどわせてしまったけれど、「can you wait five minutes」など翻訳アプリを使って伝えてくれて、気持ちがメルヘンになった。

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猪狩担こころの声「きょもっぽい物って一体何だよ」

 

 

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 これぞ中国という物に出会い歓喜。大好き。

 

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 食料品売り場が非常に高揚した。大連にはベルーガも飼育しているような大きな水族館があって、魚に会いに行こうかとしていたのだが。スーパーマーケットで充分だった。

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シャコ シャコ ブギーな胸騒ぎ♪ チョーベリベリ最高ヒッピハッピシャコ♪

 

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見応え抜群でしたわ。やっぱり海産物獲れるんだね。

 

 

寒いので、このショッピングモールで買い物を済ませてしまおう作戦実施。”寒い”は様々なやる気を削がすよね。こちらが母からお使いを頼まれた、頭痛時にこめかみに塗るとスースーして良いらしいオイル。あの漢方の生姜っぽい物が展示されていた薬局に入り、薬剤師と思しき薬剤師さんに画像を見せながらこの商品があるか尋ねてみた。インバウンドたちが日本のドラッグストアで化粧品探すのと同じスタイルね。

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薬剤師「いや~これは無いね~」

わたし「頭痛の時に使う物なんですよ。ヴゥ~って頭が痛い時に、このオイルをチョプチョプ出して、ここにスリスリ塗るオイル(ジェスチャー付き)」

薬剤師「あ~それならこれと一緒だよ!」

わたし「ああほんと!ではこれを1つ買います!」

 

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………全っ然こっちは英語だし向こうは中国語だったけれど、通じたんだわ。

 

タイガーバームジェネリックな気がしてしょうがないけれど、やりとり伝わったのも嬉しくて楽しくて、何より4元(約61円)という破格だったので買ってみた。購入エピソード付きで母には喜んでもらえたのでオッケーだ。

 

 

スポーツ用品店にも入ってみたけれど、ローラースケートは見つからなかった。

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想定外のネイルにより、2時間強もモールに滞在してしまった。温まったし、お土産買えたし、爪も可愛くなったので、再びホテル目指して走り出した。ジョギングとか普段全くしないけれど、いざとなれば結構走れることもこの渡航で分かった。

 

 

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 大連の夜とソウヤさん。左の建物とか全面に電飾が付いていて文字が浮かび上がってるの凄いよね。松本潤が手掛けるコンサートみたい。(ペンラ制御されて5年目)

 

意外と、ホテルとコピー都市の位置関係が近いことが走っていて分かった。50階建てぐらいの高層ホテルだったので「あ、アレわしのホテルだわ」と遠くからでも分かって有難かった。

 

安心したところで、これまた適当に夕飯を食べに入った。麺類気分だったが、ラーメン屋見つける度に日本語が書いてあったので、その隣にあった中華料理の店に入った。

こちら、店内に入ると壁一面に料理の写真が貼られていて、その写真を見ながらオーダーして席に案内されるというホストクラブのようなスタイルだった。注文というより、メニューの指名だ。そしてここでも店員さんとは翻訳アプリで会話をした。いや、会話というか、店員さんのスマフォに出されるクエスチョンズに「YES」と答えていっただけだった。 

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 食器類パッキングされていて衛生度高し。お冷ではなく白湯が出て来て安心度高し。「すみません白湯ください」な潤くんにオススメしたい。

 

さあ、イエスマン頼んだ指名した物が運ばれて来た。

「1 person?」「Staple food(主食)?」「Fried green beans?」「a rice?」「Spicy?」辛い物は苦手なので最後だけ「NO」にしたが、ひたすら「YES」の結果出て来た料理がこちらだった。

 

 

インゲン豆の炒め物と、コーン1粒のったライス

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インゲン豆の炒め物と、コーン1粒のったライス。質素に見えるやんけ?わざわざ海外に来てまで頼むものこれかよと思うやんけ??

 

………味付けが爆発的にウマいんだなこれが!!!!!(声大)

 

 

個人的にインゲンって出来れば食べたくないぐらいの物で「げ、こんなに来てしもた」と思っていたのだけど、一口食べてみてびっくり。表現が出来ないけれど日本人が好きな味していた。下にはタマネギとモヤシが敷かれていて、オイリーでテイスティーな炒め物だった。ライスが超進む最高。

 

一人じゃ食べきれなくてドギーバックに入れてもらい、夜食にまで持ち越した。絶対残したくなかった。しかもそのドギーバックも1元(約16円)取られたけれどしっかりした容器で、なんかもうシェイ×100という感じ。中華料理ってウマいよなー。旨いというより美味いというより、ウマい。

こんなに腹が幸せになって衛生面も安心で46元(約700円)なのも最高だ。

 

 

 

無事にホテルまで戻って来て、上等ソファーに座りながら11月26日を迎えることに感慨深くなっていた。 

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そう、実は11月25日から1泊2日で、おーちゃんの誕生日11月26日を中国で迎えることとなった。

 

\おーちゃん39才のお誕生日おめでとう/

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実はこの3日後に、最後かもしれない嵐コンが控えていて。そういえば初めて中国に来たのも、2015年のFREE STYLE in 上海だったな~なんて地下鉄の中で思い出した。飛行機の中でも忍びの国を当時ぶりに観たりした。「あの日に戻りたい」なんてね、今年何万回思ったことだろうね。

 

 

がしかし、時差によって貴重な11月26日を23時間しか生きられなかった我。重

 

 

 

 

 

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中国は朝が肝心だ(突然)。朝の公園に行かないなんて、中国に来た意味がない。

 

とか言う私も中国公園・朝公演に参戦したのは初めてだった。ホテルから歩いて15分ぐらいの場所に、なかなかの広さの労働公園というパークがあった。中国の朝活を念願叶って目の当たりにしたが、声に出して笑いまくった。

 

画像で伝えられる限界を感じて仕方ないが、とりあえず載せたい。まず上記は、ジュニアが踏みそうなステップをひたすら踊る団体。

 

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 ジャニアイばりの大所帯キタコレ。6割が同じジャージを着て簡単な振りをしながら行進しているのだが、この音楽が頭にこびりついて離れないぐらい良いリズムだし振付とのマッチングが素晴らしい!!!震えた!!!そしてジャニオタはすぐ覚えられる振付だったので参加したくなった。一週間経った今でもリズムを思い出せるぐらいには、この音源が欲しい。

 

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 街中の公園というのがよく分かる。池付き。しかし気温が氷点下なもんで、奇妙な現象を目の当たりにする。

 

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 ハトが池の上に立っているw

 

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 その池の近くでは、扇のパフォーマンスが行われていた。おん、これは猪狩さんよりも、

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 きょもちゃんの方がしっくりくるな。CHINESE STYLE.

 

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 池の中央では、池の水を使ったと思われる書道が行われていた。

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 いや、上手いよな。きっと意味のある文字なんだろうな。

 

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ソウヤくんと中国様式の構造物の写真かと思いきや、左側にいるコーラス部隊があまりにも大声ビブラート効かせまくりで凄く楽しかった。

 

 

ここに挙げた以外にもダンス団体は数多く存在し、武術っぽい団体から、一人でインラインスケートする人がいたり、むち打ち団体のパシパシ音が公園中に響いていた。人間観察の中でも、中国人の観察って断トツに面白い気がしてならない(ディスってはいない)。もし私がユーチューバーだったら、積極的に中国の公園チュバるな。

 

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 これは野菜では?という植物が生えていたり。

 

 

 

笑って身体が温まった。ホテルに戻りつつ、テイクアウトで朝食を調達した。まずは、地元民も並んでいたコチラ。

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 写真の感じがとても美味しそうだったから選抜。このフォントが可愛くて団扇向け。

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 クレープ生地に揚げた何か()とレタスと千切りジャガイモが入った、とびきりウマい5元(約75円)のグルメ。

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もちろんオール中国語だったが、ソースを指差しながら疑問が飛んで来たらソレは辛いソースなので(私調べ)肩をすくめながら「a little(指付き)(目細める) 」を伝えた。このやりとり、世界共通だと思っているw

 

 

 

そして隣りの店で”小籠包事件”が起きた。

 

こちらももちろんオール中国語だったので、

私「これ1つ☝ください!(英語)」

店員「1つ☝ね!14元(約210円)です(中国語)」

のやりとりで買った。隣りのクレープが5元だったもんで、ちょっと高いんだなと思いながら金を払った。

 

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1個じゃなくて、1蒸籠だったwwwww

 

kotobank.jp

 

 

ここにきてジェスチャーの限界がきた。クレープが大判だったので小籠包1つ食べれれば満足だったのだが、8個もゲットしてしまい笑うしかなかった。がしかしウマくてウマくて仕方なかった(涙)

 

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ハーーー中国の朝は面白い。

 

結局食べきれなくて、昨日貰った奇跡のドギーバックに入れて小籠包6個日本まで持って帰って来た。母に「肉なのによく検問引っかからなかったね」と笑われた。確かに………

 

 

名残惜しくなりながらホテルを出て空港へと向かった。このホテルは、エレベーターの地下表記がマイナス表記だった。 

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 これ分かりやすくてよくない?

 

 

 

空港までの地下鉄30分間で爆睡してしまったが、終点ではないのに隣りの現地人がなぜか起こしてくれた。起こされながら中国語でダーーーーーッと何かを言われたが、怒られてんのか何なのかが表情からも読み取れず、とりあえず起こしてくれた御恩は伝えようとシェイを1,000回ぐらい言って下車した。

 

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大連の街中が楽しくて安かったばっかりに、空港内は上海や北京よりもウーンな感じで病みそうになった。(すぐ病む20代後半)出発の40分前まで搭乗受付してくれるようなので、また次があったらもっとギリギリに空港に来ようと誓った。失敗大事。

 

個人的に中国の空港は4ヶ所目だったが、どこも保安検査後の店は異常に高くて、妥協するなら買って行かない方が利口ぐらいのお土産しかない。ので、中国旅行へ行く友人には安易にお土産を求めないように!w

 

スタバ飯が空港一安い世界だったりする。(上海空港参照)

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大連国際空港から出発便は日本向けが多いようで、免税店の店員さん達は日本語で喋りかけて来る。そんな中ある定員に「ニーハオ」と声を掛けられ、「ニーハオ」と私も返した。そっから中国語でのセールスが始まったので、私のニーハオ発音は現地人レベルだと解釈されたらしいwwやったな!

 

 

 

 

観光地っぽさがなくて、過去3都市で大連が一番好きかもしれない。空いている中国という表現が分かりやすいかな。食べ物が美味しくて、広くてデカくて、治安の悪さは感じなくて、人が優しくて、なんか面白い。寒いのは応えるけれど、それすらも楽しかった。

 

このブログの冒頭で「声に出して笑った瞬間が3回あった」と予告したが、

・一人が泊まるにはあまりにも部屋が広すぎた

・外が寒すぎて、あまりにも道路が広すぎた

・朝の公園の自由度が素晴らしかった

の3回だった。お隣の大国・中国、面白いよ。これら全部一人で抱えて笑っていたので、次は誰かと一緒に共有したいと思った。

 

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また来たいと思っているので、おハイさん大連公演やってくださいな。

 

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………いや、本当にここまで辿り着いて頂き本当にありがとうございます(爆笑)

 

ただいま9,944字目です。+actかよ。私も振り返るのが嫌になるぐらい長くなったので、誤字チェックとかしてないですすまん。

 

 

 

 

それでは最後に、中国名物『大きなヘッドのハブラシ、糸ようじ付きアメニティ』でお別れです!

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謝謝!(以外にも中国語覚えような私)

 

の1週間後の今、タイに向かっているよパヤヤンヤン🇹🇭

 

 

soyarin.hatenablog.com

 

 

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